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(5)経営上の問題点と対策

 

 旅客航路事業者の経営上の間題点としし最も多い回答となったのは「需要(利用客凱利用台数)の減少」である。最も重要なものから3つまでの回答であるが、18の事業所が最も重要な問題としてあげている。したがって需要の減少は、熊本県の旅客航路を取りまく地域全体の問題となっており、深刻な事態となっている。
 以下、「船舶の老朽化」(8事業所)、「資金不足」(7事業所)、「賃金の上昇」(6事業所)、「船価の高騰」(5事業所)、「乗組員の高齢化」(5事業所)、「代替機関や他社との競合」(3事業所)となっている。

 

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